衆議院選挙大分2区は、自民・広瀬さんと中道・吉川さんの因縁の対決となり、激しい選挙戦を展開しています。注目は「公明票の流出」と「保守票の集約」です。中道結党で吉川氏が票の上積みを狙う一方、広瀬氏は保守分裂の解消と結束を目指します。OBS報道部加賀其記者の解説です。

大分2区には2人が立候補していますが、前回はこの2人に加え自民党の衛藤征士郎さんの3人による三つ巴の戦いとなり、選挙区では無所属で出馬した広瀬さんが勝ち、立憲の吉川さんが比例で復活を果たしています。広瀬さんは無所属でしたが、事実上衛藤さんとの保守分裂選挙でした。
「中道」結党で公明票は吉川氏へ 広瀬氏は保守結束がカギ
今回の主な注目点は2つです。1つ目は中道改革連合の結党による公明票の票です。
今回公明党は中道の候補者を応援するとしているため、前回自民に投じられた票が吉川さんに動くことになります。2区の公明票は1万から1万5000票といわれ、前回は、広瀬さんに50%、征士郎さんに33%、吉川さんに16%流れたと見られています。
今回は、この公明票の多くが吉川さんに行くわけですから、吉川さんにとってはこれまでにない票の上積みが期待できます。
2つ目は前回、衛藤さんが獲得した2万7000票です。
衛藤さんが獲得した票の多くは保守票ですから、普通であれば自民単独候補となった広瀬さんに多くが流れると考えられます。広瀬さんにとってはしこりを残さず、期間中にどこまで保守票をまとめられるかがカギとなります。



















