無党派層の票は

2つ目の注目点は、連合大分の対応です。これまで連合は吉良さんを支援してきましたが、今回、国民民主党が堤さんを擁立したため、産別(産業別労働組合)ごとに判断することになりました。吉良さんは自治労や基幹労連などが支援、堤さんは電力総連、UAゼンセンなどが支援しています。

3つ目が参政党の党勢拡大です。候補者の野中さんは、前回の衆院選で1万5000票あまりだったのが、2025年7月の参院選では大分市で4万8618票と、3倍となる票を獲得しました。参政党がどこまで躍進するかは、今回の選挙戦に大きく影響するといえます。

国民民主の堤さんは連合加盟の一部労組の支援があるものの、超短期決戦の中でいかに知名度を浸透させるかがカギです。また、共産党の山下氏さんは、一定の知名度はあるものの、政党の訴えがどこまで届くかが問われます。

そして、勝敗に大きく影響する無党派層の票の行方も気になります。前回の衆院選では、無党派層のおよそ6割が吉良さんを選んだとみられています。背景には自民党議員による裏金問題がありましたが、今回は、物価高対策と高市政権の評価が投票を左右しそうです。