今年7月「ゾンビたばこ」とも呼ばれる指定薬物「エトミデート」を、違法に輸入した中国人の28歳の男に拘禁刑2年6か月、執行猶予4年の有罪判決が言い渡されました。
薬機法違反の罪で有罪判決を受けたのは、中国籍で埼玉県川口市のファン・ジャチ被告(28)です。
判決によりますと、ファン被告は今年7月、別の中国籍の男らと共謀して指定薬物「エトミデート」およそ100グラムを違法に輸入しました。

19日、大分地裁で開かれた判決公判で北島聖也裁判官は「指定薬物の注文や輸入、電子たばこ状に加工して販売するまで役割を共犯者間で分担するなど、組織的で巧妙」と指摘。
一方で罪を認め反省の態度を示しているとして、拘禁刑2年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
また、共犯であるワン・チュンブオ被告(24)とジェン・ジンザ被告(22)の初公判も19日開かれ、ともに「間違いありません」と起訴内容を認めました。



















