二刀流の日々を支えているのが、地元別府の温泉とサウナ。激しいトレーニングでたまった疲労と公務で気を張った心をこの場所でリセットします。

高橋さん:
「疲労の回復もありますが、試合前の減量にもサウナが役立ちます。めちゃくちゃととのいます」
世界戦の相手は、キャリア初となるムエタイ本場・タイの強豪選手。大一番に向け、タイからスパーリングパートナーを招へいし、高橋さんが苦手とする「首相撲」への対応を強化しています。

今回の試合では、リングが設置されるのは会場の中央ではなく、別府市公会堂大ホール奥の舞台上。こうした特別演出の中、高橋さんは地元での世界王座獲得に向けて最後まで追い込みを続けます。
高橋さん:
「地元で世界タイトルマッチは普通ならほぼありえない。これだけ舞台を用意をしてもらったので、それに応えるような結果を残していきたいです」
市民の暮らしを支えながら格闘技の頂点へ――2つの道を極める夢へのゴングが鳴ります。






















