高病原性鳥インフルエンザの発生を想定した防疫訓練が17日大分市で行われ、県など関係機関が初動対応の手順を確認しました。

この訓練は、高病原性鳥インフルエンザが発生した際に迅速な対応につなげるため、県が毎年実施しています。

17日は県の職員や自衛隊員らおよそ300人が参加し、10万羽を飼育する大分市内の養鶏場で、鳥インフルエンザの疑い例が発生した想定で訓練が実施されました。

参加者は防護服を着用したうえで、飼育しているニワトリをガスで殺処分するまでの初動対応の流れを確認しました。

(県農林水産部・信貴竜人審議監)「大分県内でもいつ発生してもおかしくない状況なので、緊張感を持ってしっかり準備を整えたい」

県内では2023年1月に佐伯市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生して以降、確認されていません。