臼杵石仏の国宝指定30年を記念して、仏像好きで知られるいとうせいこうさんと、みうらじゅんさんによる音声ガイドが制作されることになりました。
大分県臼杵市を訪れた、いとうさんとみうらさんは仏像ブームのきっかけとなった著書をはじめ多方面でその魅力を発信しています。
臼杵石仏は国宝に指定されて今年30年を迎えることから、市の観光団体などで作る実行委員会はいとうさんとみうらさんがナビゲーターを務める音声ガイドを制作することになりました。

2人の自由な語りで石仏の見どころを伝えます。
(いとうせいこうさん)「来てみればいいことは確実にわかる。そういう意味では僕らは旗振りみたいなことがうまくできたらよくて、石仏側から振り向けば素晴らしい庭が広がっているのでそういうものも含めて人が来るようになればいい」
(みうらじゅんさん)「石仏をいろいろ見てきたけどちょっと特別ですよね。本当に石で木のような表情の出し方みたいなあの技術は他に類をみない」
いとうさんとみうらさんの音声ガイドは11月以降、公開されることになっていて、これまでとはひと味違った石仏巡りが楽しめるようになります。