高校野球の新チーム最初の公式戦となる大分県選手権は7日決勝が行われ、夏の甲子園出場を争った明豊と大分舞鶴が再び対決しました。
夏の甲子園に出場後、他校のチームより遅れて始動した明豊はエースの左腕、阪口が先発。内野安打を許すものの初回を難なく抑えます。すると2回表1アウト満塁から9番梅田がスクイズ、内野安打となって先制します。さらに続く1番小城がセンターオーバーのスリーベースを放ち、この回4点を奪います。

舞鶴は2回以降、ランナーを出すものの、明豊の2人のピッチャーを最後までとらえ切れず、得点をあげることができません。
明豊は毎回の15安打で12点をあげ、県選手権で今回から決勝でも採用された7回コールドで2季ぶり16度目の優勝を果たしました。

(明豊・坂田庵主将)「自分たちのチームは打撃のチームなので、その打撃がこの大会ではすごく発揮されたと思います。九州大会は良いチームがたくさんいるので、力負けしないようにレベルアップしていきたいと思います」
(大分舞鶴・右田海翔主将)「決勝でこの大差で完全に力負けという感じだったので、この負けを糧にして、今後の大会でリベンジできるように頑張りたいと思います」
9月20日からは、来年春のセンバツにつながる秋の九州高校野球県予選が始まります。