美術作品の制作を通して、高校生と支援学校の生徒が交流を深める活動が、大分市で行われました。

この活動は県教育委員会が企画したもので、8日は県立芸術緑丘高校美術科の2年生15人が大分支援学校を訪れました。生徒たちは小学部3年生の児童20人と一緒に美術作品の制作に取り組みました。

生徒と児童は長さ1.5メートルの支柱を立てた後、マスキングテープを蜘蛛の巣のように張り巡らせて、一つの大きなアート作品を完成させました。

(支援学校の児童)「楽しかったです」「優しく教えてもらいました」

(高校生)「どういう風に動いたら一緒に動いてくれるかなとかいっぱい考えながらでも楽しく遊べたなと思ってます」

支援学校では、こうした交流活動を通じて子どもたちの豊かな感性を育みたいとしています。