太平洋戦争終結のため降伏文書に調印した大分県出身の外務大臣重光葵の足跡を辿る講演会がきょう大分市で行われました。
この講演会は戦後80年にあたり大分県立先哲史料館が企画しました。講師として、重光葵を研究している大東文化大学の武田知己教授が登壇しました。
武田教授は戦時中の外務大臣として東京裁判の被告から総理大臣候補にまでなった重光の波乱に満ちた生涯を紹介しました。このあと重光の母校杵築高校の生徒も交えて平和をどう継承していくか語り合いました。
県立先哲史料館は重光が調印した降伏文書などを展示する企画展を今月15日まで開催しています。