大分市のごみ収集業務を巡る官製談合事件を受け、市は事件に関与した男性が関連する業者4社に対し、1日付けで廃棄物処理業の許可を取り消す処分を出しました。

この問題は2022年7月に実施された大分市のごみ収集業務の指名競争入札を巡り、業者の元監査役の男性が官製談合防止法違反などの罪で懲役2年・執行猶予3年の有罪判決を受けたものです。

男性が関係していた業者4社は8月29日付けで市に対し、廃棄物処理業の欠格要件の届け出を提出しました。

この届出に基づいて大分市は1日付けでワールド建設、アイグリーン、共同組合企画、WORLD環境企業組合を廃棄物処理業の許可を取り消しました。