踏み出す勇気、つながる命
遼太さんは、Jリーグ昇格を目指すサッカークラブ「ヴェルスパ大分」のスタッフ。家族は入院生活で献血の重要性を痛感し、試合会場に献血車を呼ぶイベントを企画しました。
父・遼太さん
「今も病院で頑張っている方が多くいます。私たちにできることとして、声をかけ合いながら一緒に献血の輪を広げていけるように頑張っていきたいと思います」
8か月の闘病を経て、両親は「大人である自分たちも人として成長させてもらった」と語ります。

父・遼太さん
「つむぎのやりたいことが新しく見つかったときに、応援できるような親でいたいと考えていますし、本当に自信を持ってこれからの生活を頑張ってほしいなって思います」
母・愛子さん
「みんなからもらった命だから、自分のことも大事にしてほしいし、その分、周りの人のことも大切にしてほしいと願っています」
かけがえのない日常の尊さを実感した阪本さん一家。「当たり前に家族みんなで起きて、みんなで寝るのが何よりも幸せ」――母・愛子さんの言葉には、命のつながりの重みが込められています。






















