大分市の入札妨害事件を受けて、足立大分市長は、これまで捜査に支障をきたすことを理由に行っていなかった内部調査を、今週から始めたことを明らかにしました。

この事件では、大分市の幹部職員2人が元大分市議に入札予定価格を漏らしていたとして、地方公務員法違反の疑いで書類送検されています。

足立市長は、31日の会見で今週から事件に関する内部調査を開始したことを明らかにしました。

(足立市長)「警察の捜査に支障がでるとのことで、内部調査は控えていましたが、今週から内部調査を開始しました」

ただ、足立市長は過去の案件についてどこまで遡って調査するのかは明らかにしませんでした。今回の調査対象は80人を超える見込みで、今年の秋をめどに調査結果をまとめたいとしています。