戦後80年となる終戦の日を前に大分市の県護国神社で、24日から零戦のエンジンなどが公開されています。
大分市の県護国神社にある史料館「寄須処(よすが)」では、戦時中の資料や遺品などを展示しています。
今年で戦後80年の節目を迎えることから一部資料を入れ替えて、零戦のエンジンやプロペラなどおよそ20点が新たに公開されました。

展示されているエンジンは、去年8月に閉館した予科練資料館から寄贈されたもので、太平洋戦争の主力機として投入された零戦の21型機に使用されていました。
(来場者)「引き込まれますし、その時のことを少しでも感じることができるので見ることはとても貴重だなと思いました」「このまま平和が続いてくれたらいいなと思います」
会場ではこのほか、戦闘機に搭載されていた時計や通信記録盤など貴重な資料も展示されています。