太平洋戦争の歴史を調査している豊の国宇佐市塾がアメリカ軍の空母に特攻機が突入する瞬間や民間施設への空襲など新たに確認された映像を公開しました。
フィリピン沖を航行するアメリカ軍の護衛空母に突入する特攻機。空母は爆発、炎上します。

米軍が撮影した太平洋戦争の映像を10年以上にわたり分析、研究している豊の国宇佐市塾は戦後80年の節目に合わせ今年3月に続き、新たに確認できた14点の映像を10日公開しました。

このうち、1945年4月に鹿児島県奄美大島沖の上空で撃墜された偵察機「彩雲」の機長は大分市出身の姫野庸中尉だったことがわかりました。

また、長崎県波佐見町で女学校の校舎や民間の倉庫などが機銃掃射を受ける様子がカラーで鮮明に記録されています。
宇佐市塾では3月と今回発表した映像を5月17日に行われる宇佐航空隊平和ウォークで一般公開します。