大分県内でノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が3週ぶりに減少したものの依然警報レベルの流行が続いています。

県のまとめによりますと4月27日までの1週間、県内36の医療機関に報告された感染性胃腸炎の患者数は556人で、前の週から44人減少しました。1医療機関あたりの患者数は15.44人で3週ぶりに減少したものの、今年2月26日の発表以降、依然警報レベルの流行が続いています。

保健所別では別府市などの東部が最も多く23.43人、大分市が22.73人。北部も流行収束基準の12人を上回っています。

また、全国的に感染が拡大し、県内でも流行が懸念されている百日せきは4月27日までの1週間に12人報告され、4月7日以降患者は累計で24人にのぼっています。