大分県日田市は介護保険の「高額介護サービス費」について、908人分1100万円あまりの支給漏れがあったと発表しました。

高額介護サービス費は、1か月に利用した介護サービスの自己負担額が上限を超えた場合に自治体が払い戻しをする制度です。

日田市によりますと、主に1月利用分の対象者に10日、口座振り込みをする予定でしたが、長寿福祉課の職員が決済伝票の作成を失念し、支給されなかったということです。

支給漏れは908人およそ1138万円で、最も多い人で10万円あまりが支給されませんでした。

市は11日付けで謝罪文書を発送し来週14日に支払う予定です。市は「業務スケジュールの共有や相互確認を徹底し、再発防止に務める」としています。