3年前に開校した大分市の高等支援学校で初めての卒業式が行われ、1期生となる生徒たちが学び舎を巣立ちました。

大分市の県立さくらの杜高等支援学校は、県内初めてとなる高等部のみの支援学校として2022年4月に開校しました。

13日は1期生たちによる卒業式が行われ、卒業生30人と在校生が出席しました。式では小野泰史校長がひとりひとりに卒業証書を手渡したあと「企業への一般就労を目指し、職場実習などに取り組んできた皆さんの成長をたたえます」とはなむけの言葉を送りました。

これを受けて、卒業生を代表して眞田獅苑さんが答辞を述べました。

(卒業生代表・眞田獅苑さん)「多くの思い出と学び誇りを人生の糧として力強く一歩一歩前に歩んでいきたいと思います」

この春、さくらの杜高等支援学校を卒業する生徒たちの9割以上は県内の一般企業などに就職します。