空港への定期便の就航が当初の予定より遅れているホーバークラフトについて、佐藤知事は定例会見で、引き続き年内の運航開始に期待を示しました。

ホーバークラフトの大分空港便の就航は、訓練中の事故などで、この秋にいったん延期され、さらに遅れている状況です。運航会社は年内の就航を目指していますが、具体的な日程は決まっていません。

佐藤知事は「安全面での課題がわかったこともあり、就航の遅れはやむを得なかった」と一定の理解を示した上で、年内の運航開始に向け期待する考えを明らかにしました。

佐藤知事:
「定期就航する前に安全確認の検査に合格しないといけないので、その準備を今しているところです。検査は今週か来週のタイミングを考えているのでは」

OBSの取材に対し運航会社の大分第一ホーバードライブは、「11月30日から始めた別府湾の周遊航路は連日ほぼ満席と好調に推移している。引き続き年内の運航開始を目指す」としています。