日没が早くなるこの時期、夕暮れ時の交通事故が多発する傾向となっています。本格的な冬の到来に向けて、事故を防ぐカギは早めのヘッドライト点灯です。
帰宅ラッシュに合わせて交通指導取り締まりに出発する大分県警交通機動隊。日没が早くなるこの時期、特に力を入れているのが夕暮れ時の交通事故防止です。

県警交通企画課 河野豊秀次席:
「冬は車も人も動きが多い時間に暗くなるので見えにくくなります。そのため、この時期はどうしても事故が多い時期になります」
県警によりますと、夕暮れ時の交通死亡・重傷事故は過去3年間で106件。このうち6割が10月から1月に集中しています。事故を防ぐために重要なのが車のヘッドライド点灯です。

JAF大分支部 岩元幹太さん:
「早めのヘッドライト点灯は、自分の存在を相手に知らせるほか、自分が見えるようになるという点で有効です」