人工衛星のデータを活用して高度な栽培を行なう宇宙米の誕生に向けたプロジェクトチームが大分県玖珠町に発足しました。
玖珠町役場では21日、玖珠米の新たなブランド化に取り組むプロジェクトチームが宿利政和町長から任命されました。
プロジェクトの内容は大分空港を拠点とした宇宙ビジネスへの参入の一環で稲作に人工衛星のデータを活用して良質な米を収穫し特産の玖珠米のさらなるブランド化を目指します。
発足式の後、開かれた最初の会議では青森県で実用化されている衛星情報を利用した稲作について報告され、今後の取り組みについて協議しました。
(横山芳嗣さん)「衛星を使ったより品質の高い米を付加価値の高いものとして消費者に販売できていけたらと思っています」
玖珠町では2年後の2024年度までに宇宙米としてブランド化を目指して農家の所得向上を図ります。