大分県産の露地カボスが出荷シーズンを迎え、19日、選果始動式が行われました。
竹田市は県内有数のカボスの産地として知られています。8月中旬から9月にかけて旬を迎える露地カボスは毎年お盆明けのこの時期から出荷が始まります。
19日は竹田市の選果場でJAの職員や生産者などおよそ40人が集まり、選果の安全と今シーズンの豊作を祈る神事が行われました。このあと、選果場のスタッフらがカボスの箱詰め作業を行いました。

今年は裏年にあたり生産量は昨年と比べて、3割ほど少ないということですが、天候に恵まれ色の濃いカボスができていて果汁の量も例年通りだというということです。
(竹田市かぼす生産出荷組合組合長・飛賀洋一さん)「きゅうりの和え物やそうめんなどにカボスを使っていただき、残暑厳しいこの夏を乗り切ってほしい」
県産の露地カボスは9月末までにおよそ60トンが県内を中心に九州各地に出荷されるということです。