乳幼児を中心に感染する「RSウイルス」の患者数が、大分県内で急増していて7週連続で前の週を上回っています。

RSウイルスは主に乳幼児の間で流行する呼吸器の感染症です。県のまとめによりますと4日までの1週間に36の医療機関から報告された患者数は223人で、1医療機関当たりでは6.19人でした。7週連続で前の週を上回っています。

保健所別では大分市が10人を超えていて、東部や北部でも多くなっています。夏に流行するRSウイルスは重症化すると肺炎を引き起こすこともあり、県は早めの診療をすすめています。

一方、新型コロナの患者数は1082人で、定点当たりでは18.66人となりました。前の週から減少したものの注意報レベルが続いています。

来週はお盆で人が集まる機会が増えることから注意が必要です。