大分県の日出生台演習場などで7月から行われている日米共同訓練で、最終日の7日対戦車ミサイルなどの実弾射撃が公開されました。

離島の防衛を想定したアメリカ海兵隊と陸上自衛隊の共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」は7月28日から、大分など5県で実施されています。最終日の7日、日出生台演習場で実施された実弾射撃訓練が報道関係者に公開されました。

7日の訓練には西部方面特科連隊や沖縄駐留の第12海兵沿岸連隊などからおよそ220人が参加、沿岸部から敵が侵入したケースを想定して展開されました。訓練の冒頭では車両から対戦車ミサイル「中距離多目的誘導弾」をおよそ2キロ先の的に向けて発射しました。

このあと、敵の侵攻を防ぐため各部隊が移動しながら、戦車用の誘導弾や小銃などを的に向けて次々と発射しました。

日出生台演習場などでの今回の日米共同訓練は7日の射撃訓練をもって終了し、装備の撤収に7日間程度を見込んでいます。