夏の高校野球大分県大会、第1試合は第3シードの柳ヶ浦と別府翔青が延長11回にもつれ込む熱戦を繰り広げました。

柳ヶ浦の初戦の相手は、1回戦をコールドで勝ち、勢いに乗る別府翔青です。

別府翔青は3回表、2アウト3塁1塁のチャンスに2番・キャプテンの田口。レフトの頭上を越えるタイムリーツーベースで2点を先制します。

柳ヶ浦は、毎回のようにランナーを出しますが、初戦も7回を完封した翔青のエース・甲斐が緩急をつけた投球で得点を許しません。

3点を追う柳ヶ浦は、9回裏に2点を返して、なおも2アウト3塁1塁で4番・石川がライト前タイムリーで試合を振り出しに戻し、延長戦に入ります。

タイブレークの10回に2点ずつを取り合い迎えた11回裏、柳ヶ浦は1アウト満塁で4番・石川。翔青・甲斐の180球目は押し出しとなり、6対5で試合終了。3時間を超える激闘は柳ヶ浦が制しました。

柳ヶ浦・石川一心主将

(柳ヶ浦・石川一心主将)「守備に関しても打撃に関しても毎回諦めることなく最後まで全力でプレーしたことが最後に勝ち切れた要因だと思います」

別府翔青・田口悠翔主将

(別府翔青・田口悠翔主将)「今までにない試合が最高のメンバーとできたので悔いはないです」