九州付近の低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大分県内は昼すぎにかけて、西部と北部で激しい雨となりました。

暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で大気の状態が不安定となり、県内は県西部や北部を中心に断続的に雨が降りました。

降り始めからの雨量は日田市椿ヶ鼻で187.5ミリ、日田市で181ミリ、中津市耶馬溪で177.5ミリなどと大雨となりました。玖珠町と国東市武蔵では、48時間雨量が5月の観測史上最大を記録しました。

この雨の影響でJRは日豊本線の大分・宮崎間と久大本線の久留米・日田間で遅れや運休が出ました。

一方、台風1号は午後3時現在、フィリンピンの東にあって、1時間におよそ20キロの速さで北東へ進んでいます。

県内には30日に最も近づく見通しで、今後の情報に注意が必要です。