2023年度、大分県内から輸出された農林水産物の総額は48億円を超え、7年連続で過去最高となりました。
県のまとめによりますと、2023年度の農林水産物の輸出額は、およそ48億1700万円で過去最高だった、前の年から4億8000万円余り増加しました。
品目別では牛肉が5億5800万円と前の年から30パーセント増加しました。アメリカの牛肉市場が堅調に推移していることや、台湾との取引を新たにはじめたことが要因です。
また、養殖ブリが25.8パーセント、サツマイモが14.8パーセント、丸太と乾シイタケもそれぞれ、前の年から増加しています。
県は円安の影響に加え、シンガポールなどのアジア圏で新規取引が増加したことが過去最高額につながったと分析していて、2024年度は57億円まで増やすことを目標としています。