5月に入って大分県内では2件のひき逃げ事件が発生しています。警察は捜査を続けていますが、いずれも摘発には至っていません。
5月5日午前3時頃、大分市下判田の県道で福岡市の男性会社員が道路を横断中に車と接触して頭を打つなど軽いけがをしました。車はそのまま逃走したため、男性が110番通報しました。
捜査関係者によりますと、現場の道路にはブレーキ痕や車両の破片などは残っておらず、走り去った車の特定には至っていないということです。警察はひき逃げ事件として防犯カメラ映像の解析や男性から話を聞くなどして車の特定を急いでいます。
また、5月2日には臼杵市深田の国道502号の臼杵石仏入口交差点付近で、車が原付バイクに衝突し逃走。ミニバイクは転倒し、乗っていた臼杵市の70代女性が軽いけがをして病院に搬送されました。警察はひき逃げ事件として捜査を続けていますが、これまでのところ、摘発には至っていません。