主に乳幼児にみられ、5月8日に流行の警報が発表された急性ウイルス性感染症、手足口病の患者数が大分県内でさらに増加しました。

手足口病は、口や手足に水泡状の発疹が出る急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に感染します。

県によりますと5月12日までの1週間に報告された定点医療機関あたりの手足口病の患者数は「6.72人」で警報基準を超えた前の週から1.25人増加しています。

保健所別では大分市が12.18人と最も多く、東部が6.43人、南部も5.33人と警報基準の5人を上回っています。

手足口病の警報発表は2021年9月以来で、例年夏ごろに流行することから、県は石鹸を使った手洗いを徹底し、タオルの共用を避けるよう呼びかけています。