密輸の「取締強化期間」にあわせて、8日朝、大分市で税関の職員らが不正薬物や金などの密輸に関する情報提供を呼びかけました。

国は人や物の移動が増える4月末から5月のはじめまでを密輸の「取締強化期間」と定めています。

8日は大分税関支署が県警など4つの機関と合同で街頭活動を行いました。職員らはJR大分駅前で通勤・通学途中の人に向けてチラシを配り不正薬物や金などの密輸防止と情報提供を呼びかけました。

(大分税関支署・河野栄治統括監視官)「密輸に関する情報を見た聞いたなどがありましたら、税関まで一報いただければと思います」

国のまとめでは去年1年間に全国の税関で押収した覚醒剤や大麻などの不正薬物は過去10年で2番目に多いおよそ2.4トンで取締りを強化しています。