健康被害が懸念されるPM2.5の値が高まる懸念があるとして、大分県内では10年ぶりとなる注意喚起が中津・宇佐地域に発表されました。現在は解除されています。

中津市の県中津総合庁舎で測定されたPM2.5の値が高まり、暫定基準を超える恐れがあるとして、県は19日午後1時に中津・宇佐地域に注意喚起を発表しました。

県内で「注意喚起」が発表されたのは、2014年3月以来10年ぶりで、値が下がったため、午後4時に解除されました。

PM2.5は大気中に漂う小さな粒子で、肺の奥まで入りやすいとして、健康被害が懸念されています。県は注意喚起の対象地域では、屋外での長時間の運動や不要不急の外出をなるべく減らすなどの対策を呼びかけています。