5月1日の八十八夜を前に、大分県宇佐市の農園では早くも新茶の収穫作業が始まりました。

宇佐市四日市にある千財農園では毎年、この時期に新茶を収穫しています。17日は午前8時頃から農園のスタッフらが、青々とした新芽を摘み取っていきました。

およそ5ヘクタールの茶畑では「やぶきた」「あさつゆ」「セイメイ」など、4つの品種の茶葉を栽培しています。

今年は、霜の影響も少なく天候に恵まれたことから、葉の色つや・味ともに例年に比べて、良いものに仕上がったということです。

(千財農園・千財光延社長)「今年も最高に良いと思います。深みのある甘さですかね。ちょっと一度味わって、季節を感じて欲しいです」

千財農園の一番茶は2週間かけておよそ18トン収穫できる見込みで、自社工場で加工したあと、4月19日から農園で販売されます。