春の花のシーズン真っ盛りです。大分県佐伯市米水津ではシバザクラが見ごろを迎え、濃いピンクのじゅうたんが訪れる人を楽しませています。
日向灘を一望できる佐伯市米水津の「空の展望所」では、およそ1万5000株のシバザクラが見ごろを迎えています。
今年は例年より開花が遅れたものの、このところの暖かさで一気に花が咲き、今まさに満開となっています。シバザクラは地元のボランティアらが管理を続けていて、今年も目の覚めるような鮮やかなピンクのじゅうたんが広がり、県の内外から訪れる多くの人を楽しませています。
(訪れた人)「色がきれいだね。濃い色がすごくきれい」「なんかじゅうたんみたいで良いなと思います」「春を感じられてとてもいいです。気持ちいいです」
一方、米水津地区の飲食店4店舗では、今が旬の海の幸を堪能できる「春の海鮮フェア」が開催されています。このうち、シラス専門店の豊洋丸で味わえるのは…
米水津湾でとれた生のシラスと釜揚げシラスが一度に味わえるハーフ丼。とれたてのしらすは臭みがなく、プリプリとした食感が特徴で、この生シラスを目当てに遠方から訪れる人も少なくありません。

(観光客)「生臭さくもないし、するっと喉越し良く入っていっておいしい」「千円ちょいで、この量入っているのですごい驚きでとてもおいしい」
(OITAしらす豊洋丸・金田光司店主)「今の時期は春シラスといわれるが、春のシラスは結構甘みがあって鮮度がすごく良くて、プリプリしたシラスを味わっていただけると思う」
佐伯市米水津の「空の展望所」のシバザクラは来週のはじめまで見ごろが続きそうです。