新しい学校生活が始まった子どもたちの交通事故を防ごうと、15日朝、全国一斉に、通学路で交通指導取り締まりが行われました。
春の全国交通安全運動の一環で実施された交通取り締まりは、15日朝7時から9時にかけて、大分県内でも17か所の通学路で県警が一斉に行いました。
このうち、南大分小学校付近の大分市二又町の市道では、450メートルにわたって登校時間帯の車の通行が規制されました。通学路に警察官7人が立ち、通行許可を受けた車両以外は通れないことをドライバーに呼びかけました。
(大分中央警察署 交通第一課・渡辺隆行課長)「まだ登下校に不慣れな新入生がいると思うので、車の運転手も十分に気を付けてもらえたらと思う」
県警によりますと、県内では去年登下校中の交通事故で小学生12人がけがをしていて、このうち4人が1年生でした。取り締まりの結果、県内では通行禁止違反14件、シートベルト未着用7件、歩行者妨害5件など合わせて36件が摘発されました。