大分県中津市耶馬渓町で6人が亡くなった山崩れから6年が経った、11日、現地で慰霊祭が行われ、関係者が防災への誓いを新たにしました。

2018年4月11日、中津市耶馬渓町金吉地区で高さ220メートル、幅160メートルにわたって山の斜面が崩落し、住民6人が亡くなりました。

それ以来、中津市は4月11日を「防災を考える日」として、啓発活動に取り組んでいます。山崩れから6年が経った11日、現地で慰霊祭が行われ、参列した遺族や市の関係者が慰霊碑に花を手向け防災への誓いを新たにしました。

(遺族の岩下一行さん)「もう6年というのが、あっという間に時が経ったという印象です。警報とか出た時には家族に連絡して、できるだけ早く安全なところに非難してもらうとか、気づいていただければなと思います」

中津市では住んでいる地域の地形や、避難場所などを理解して、災害に備えてほしいと呼びかけました。