これから迎える本格的な夏山シーズンを前に、山の警察隊が結成され、登山客に安全を呼びかけました。
大分県のくじゅう連山などでの遭難事故を減らし、安全な夏の登山を楽しんでもらおうと、大分県の玖珠と竹田警察署は山の警察隊を結成し、警察官7人が活動を始めました。
10日は地元の九重町で関係者50人が出席して発隊式が行われ、玖珠警察署の大熊建国署長が「これから登山客が増えるため、安全確認や危険箇所の把握を徹底してほしい」と訓示しました。
このあと、警察隊は牧ノ戸峠の登山口から、パトロールに出発しました。
(山の警察隊・木林聡士隊長)「しっかりと登山計画を立てて頂いて、スマートフォンのアプリなどで、位置情報や登山ルートを確認できるものがあるので、活用していただき、登山を楽しんでいただければ」
警察では、登山の際には必ず届け出をするとともに、十分な装備で臨むよう呼びかけています。