福岡に駐在する台湾の外交窓口担当者らが佐藤知事を表敬訪問し、3日に発生した地震について、触れたうえで、今後も経済や観光の面で、お互いに交流を深めていくことを確認しました。
佐藤知事を表敬訪問したのは、台湾の外交の窓口を務める台北駐福岡経済文化弁事処の陳銘俊処長ら3人です。
陳処長と佐藤知事は意見交換の中で、今後も経済や観光の面などで交流を深めて、大分と台湾の関係を強くしていくことを確認しました。また、台湾で3日に発生した地震について、陳処長は「自分の故郷が被災した」と話し、佐藤知事は「一刻も早い復旧を祈っています」と見舞いの言葉をかけていました。
(台北駐福岡経済文化弁事処・陳銘俊処長)「地震被害に、たくさんの方々が大きな関心を持ってくれて感謝している。日本と台湾はいつも助け合っていて、他のところで類を見ないので、もっと深まっていくといいなと思う」
県は今後、台湾の被災状況などを踏まえて、支援の対応を検討します。