自民党の派閥を巡る裏金事件で、衆議院大分2区選出の衛藤征士郎議員は「党の役職停止6か月」の処分となる見通しであることがわかりました。

自民党の安倍派や二階派では、政治資金パーティーをめぐって、キックバックによる裏金が常態化していました。

衆議院大分2区選出で、安倍派の最高顧問を務めていた衛藤征士郎議員も2019年からの3年間で、資金管理団体にあわせて1070万円の不記載が発覚しました。

派閥の裏金事件を受けて、自民党は4日午後4時過ぎから党紀委員会を開き、安倍派や二階派の議員ら39人の処分を協議しました。

党紀委員会は先ほど終了し、関係者によりますと、衛藤征士郎議員は「党の役職停止6か月」の処分となる見通しだということです。