競泳のパリ五輪代表選考会の男子200m平泳ぎで、元世界記録保持者の渡辺一平選手が優勝し、2大会ぶりのオリンピック出場を決めました。

男子200m平泳ぎ決勝、渡辺一平(27)選手はスタート直後からトップに立つと、後半もペースを落とさず、2分6秒94と日本記録に迫る好タイムをマークして優勝。派遣標準記録をクリアしたことから、上位2人に与えられるパリオリンピック代表の座をつかみました。

(渡辺一平)「今までたくさん努力してきたし、この大会に向けすごく時間をかけて作り上げてきたので、自分が今までやってきたことを信じようと思ってレースをしました」

前回の東京オリンピックは代表選考会で敗れ、出場権を逃した渡辺選手は、2大会ぶりのオリンピックで悲願の金メダルを目指します。