長崎県内の公立高校でこれまでの推薦入試にあたる『前期選抜』の試験が1日に始まりました。

試験会場のひとつ、長崎市の長崎西高校では、国語・数学・英語の基礎学力検査と面接が行われました。

前期選抜はこれまでの推薦入試にあたる試験で、基礎学力検査以外にプレゼンテーションや実技など各高校が選択した検査が行われます。

県によりますと、2024年度入学の前期選抜の全日制の志願状況は、定員3,496人に対し志願者数が5,869人で、平均志願倍率は1.68倍となっています。
合格発表は今月8日で、午後2時に各高校のホームページに掲載されます。
2024年度 前期選抜の志願倍率

今回、倍率が最も高かったのは、学科別では佐世保南の4.0倍で、去年より0.2ポイント上昇しました。続く佐世保北は3.7倍で、去年より0.5ポイント上昇しています。
また長崎5高で最も倍率が高かったのは長崎西で3.6倍、続いて長崎北陽台が3.1倍でした。

一方、昨年4月から県内5つの高校に設置された『文理探究科』は、長崎北陽台と島原を除いて、いずれも志願倍率が下がりました。
これまでの一般入試にあたる『後期選抜』の出願期間は今月16日から22日までとなっています。検査は、来月6日と7日に行われます。