19日、長崎市でコンビニ強盗を想定した訓練が行われ、大手コンビニ店の店員が合同で対処方法などを学びました。

犯人役の警察官「オラ!金出せ!」(訓練)

訓練は男が刃物を突きつけて金を要求してきたという想定です。
店員が「レジはカギがないと開きません」と要求を拒むと、犯人役の警察官はそのまま逃走しました。

長崎県内では去年6月の松浦市でのコンビニ強盗など、令和になって以降の5年間で、あわせて4件のコンビニ強盗が発生しています。

19日は県内で店舗を展開するコンビニ4社の店員ら20人あまりが参加し、カラーボールを犯人に投げつける練習も行いました。

訓練に参加した店員 川口理恵さん:
「一度訓練で経験しても怖いので、きょうの経験を活かしていかにどう対応していくか考えないといけないなと思いました」

長崎警察署 渡辺潤 生活安全課長:
「地域の住民の方たちの見える所で訓練をするということで、店舗のみならず住民の方たちの防犯意識の高揚にもつながると期待しております」

今日は電子マネー購入を希望する客に詐欺ではないかを確認する詐欺防止の声かけ訓練も行われました。