人口減少が続いている長崎県。県によりますと、去年1年間で約1万5,000人近く減少しています。若者の県外への人口流出もその要因の一つです。
20歳の若者に「今の長崎に必要なもの」「長崎に求めること」を聞きました。
長崎市で聞きました「長崎に必要なもの・求めること」

県外の専門学校生(パティシエ志望):
「おしゃれなカフェとかアウトレットとか、そういうのがもっとあったらいいなって思いました」

県内会社員(事務職):
「わいわい遊べるところが欲しいなって思います」

県内学生(警察官志望):
「写真スポットが欲しい。綺麗な景色と一緒に撮れるところが欲しいです」

県内大学生:
「(アミュプラザ)新館ができてからはここで済むようになった」
「新幹線が福岡まで繋がれば…1本で行けたらいいなと思います」

県外学生:
「ここ(JR長崎駅周辺)だけ開発してもアレなんで、(県)全体的に開発したらいいかなと思います」
佐世保市では──

佐世保市では『子育て支援』や『外国人観光客』を誘致する取り組みが足りないと若者は指摘します。

2人目を妊娠中の女性:
「もう1人お腹にいて。保育園を無料にしてほしい!」

韓国留学中の学生(観光業志望):
「長崎は歴史的にもいろんな文化があるから、いろんな国の人とかを集められるように、もうちょっと呼び込みとかちゃんとやって、戦略を考えていったらいいと思う。今もいいけどもっと」

学生(英語教員志望):
「外国人観光客も増えているので、日本人だけでなくて外国人にもPRできる素材を作ったんがいいんじゃないかな」
若者が求める「長崎」の姿とは?


佐世保市出身で県外で就職(研究職):
「もうちょっと交通の便が良くなったら来やすいし、私達も遊びに行きやすいし、良くなるのかなと思います」
(不便ですか?)
「ちょっと不便ですね。車がないとあんまり遊びにも行きづらいしって感じ」

学生(小学校教員志望):
「自然とかがたくさんあるので、それをもっとアピール・PRする力というか、なんかそういうのかなって思います」

長崎県内大学生(薬剤師志望):
「長崎に残って、地域に貢献することかなって思います。長崎は福岡とかに比べて、働く場所がそこまでないのかなっていうのが原因かなって思います」

県内大学生(教育関係志望):
「福祉職に対する支えとか、教育面・子育て支援は長崎に関わらず日本全体で遅れている。支援、支援が行き届いてないなっていうのは感じます」

県内在住の学生(町づくり関連職志望):
「斜面地の空き家が結構問題になっているので、斜面地から平地に人口を移すだけじゃなくて、斜面地も何かしらの形で活用して、町全体を魅力的な町にしていったらいいなと思います」

県外の学生(海外の服飾関連の就職志望):
「若者をもっと長崎に留めておくために、より施策とかさまざまなことを取り組んでいただけたら嬉しいなと思います」