長崎県五島市では、7日、各地で1年の無病息災を祈願する「オンノメ」と呼ばれる鬼火焚きが行われました。

朝6時前。各家庭から正月飾りが集まりました。
五島市で古くから「オンノメ」と呼ばれている鬼火焚き。

このうち、地区の小学校が今年度で閉校する大浜地区では学校の校庭などから刈り取られた木々も積まれ、火柱は高さ10メートルにものぼりました。

鬼火で焼いた餅を食べると、1年間病気をしないといわれています。

住民
「おいしい(香ばしくて)」
「健康で1年を過ごせたらいいかなと思っています」

「今年大浜小は閉校を迎えるので、思い出をたくさんつくっていきたいです」
大浜区老人会 平田耕一会長
「(閉校後も)ふれあいを大事にして今後とも一生懸命やっていきたいと思っています」

今年はより一層住民同士のつながりと無病息災を祈るオンノメとなりました。