■ 西九州新幹線 全線フル規格化は?
県政課題についても聞きました。県議時代から九州新幹線 長崎ルートの全線フル規格化に取り組んできた山本さんは、国会議員としても引き続きフル規格実現を目指す考えです。

山本さん:
「いま今年まず動くということが本当に前向きなこと。ポジティブなトピックというか出来事を一つ一つ重ねていくことが、フル規格にもつながっていくのではないかなと考えています。
例えば予算の部分であったり負担の部分であったり、現状の暮らしの変化をきたす事柄などの対策は、今後、佐賀県の問題、長崎県の問題ではなくて、誰もが同じ問題点として共有していくこと。そしてその解決にともに努力していくことが必要であろうかと思ってます」
■ 核兵器廃絶「条約とは異なる仕組みでアプローチしたい」
先月、開かれた核兵器禁止条約の第一回締約国会議。唯一の戦争被爆国である日本は参加せず、国の内外から疑問の声が上がりました。
ロシアによるウクライナ侵攻で核を巡る緊張が高まる中、山本さんは条約とは異なるアプローチで核兵器廃絶を目指したいとしています。

山本さん:
「前提としていま現状我が国の安全保障対策どのようになっているか、そのことを考えるならば、やはりいま核の傘の中にあると。ともに努力をしているそういう国の関係がある中において、それをなくす行動、それは国家としてなかなか難しいところがあると思う。
けれども核廃絶の世の中を求める気持ちというものは、私も同じものがあります。しっかりとした議論というのは、現実の状況を分析しながら進めていく必要があると思います」
■ 今後6年間の抱負は…
住吉キャスター:
「今後6年間に向けた抱負を聞かせてください」
山本さん:
「きのうまでで喜びというものも当然ありましたけれども、もうお与えいただいた権利であれば、私はすぐにでも実行したい。
本県における人口減少問題や、一次産業を中心とした産業をしっかりと支援していかなければならない、その必要性も訴えてまいりました。
中央にしっかり長崎県の現状を認識していただく。その現状に沿った制度設計や政策決定の場でしっかりと訴えていく。その役割を正面から取り組んでいきたい、その決意で覚悟はできています」
山本さんには13日、当選証書が授与されることになっています。