長崎県五島市富江町で「富江町漁民祭」が初めて開かれました。

大漁旗を掲げた30隻あまりの漁船が一斉に沖合をパレードしました。

「富江町漁民祭」は、地元漁師らで2023年に発足した「富江町未来漁業会」が、若い人に漁業に興味を持ってもらおうと初めて開きました。

富江町未来漁業会 馬場 一哉 会長:「漁師って元気がいいなとか、活気があるなとか、少しでもいいので何かの選択肢に入ればいいなと」

祭りでは、鮮魚が市価の半額ほどで販売され、イセエビやクロの味噌汁が先着400人に無料でふるまわれました。

イセエビの味噌汁を食べた来場者:「うんめっ!すんげぇ良いダシ出とる」

めでたい紅白もちに、五島特産・かんころもちの餅まきも行われ、多くの人で賑わいました。