長崎県対馬市では、地区の氏神さまに地域の無事を祈願する7年に一度の「七年祭り」が、12月14日に行われました。

「七年祭り」は7年に一度、対馬市豊玉町千尋藻地区に住む男性6人が選ばれ、地域や住民の安寧を祈願する神事を執り行います。

6人は2日間神社で生活するなどして身を清め、地区の氏神「嶽大明神」が祀られている山へ向かいます。

祟りが強いとされるこの山には、神事に関わる時以外は立ち入ることはできません。

稲葉静也さん(69):
「まずは一安心ですね。自分の身体もそうですけど、無病息災でありますように皆さんが願っていることと思います」

千尋藻地区で続く伝統の祭りに参加した6人はその後、地区内を練り歩き榊や餅を配って回りました。