生産量日本一を誇る長崎産の養殖クロマグロの美味しさを知ってもらおうと、8日長崎市で県産マグロの品評会が開かれました。

脂の乗った「トロ」に「赤身」食欲をそそります。
この品評会は日本一の生産量を誇る県産クロマグロの品質向上や消費拡大を目的に開かれていて、ことしは県内7つの業者が出品しました。

審査員は出品されたマグロは「見た目」や「味・食感」を評価。
水産関係者らのほか学生も審査に加わりました。


長崎鶴洋高校の生徒:
「うんま~」
「脂がすごく乗ってて、赤身を食べても口の中でとろけます」
「全部おいしくてどう評価していいか分かんなくなっちゃう」
エサ代の値上がりや中国の輸入停止で、養殖業界は厳しさを増していますが、品質の高さに変わりはありません。

審査委員長 長崎大学・水産学部 橘勝康名誉教授:
「まだまだ長崎県内の方が、長崎で『マグロ養殖が日本一』だという認識がそこまでないと思う。冷凍されていない生のマグロがたくさん食べられる県をアピールしていただきたい」

審査の結果、ことしは最優秀賞・優秀賞ともに新上五島町の業者が受賞しました。