年末を前にテロや密輸などの取締りを強化しようと、長崎税関で4日から特別警戒が始まりました。

貨物検査や海上巡回を増やし、水際対策を強化する特別警戒は、毎年、人の往来が増加する年末を前に行われています。

出動式には職員23人に加え、活躍する麻薬探知犬2頭も参加しました。

長崎税関管内では今年の上半期酒類等の無許可輸出入での摘発件数が6件となっています。

長崎税関古瀬恭浩監視部長
「国民の安全安心を守るというところを、常にもって税関職員一丸となって麻薬探知犬も含めて一丸となって、今後取り締まりにあたっていきたいと思います」

長崎税関での年末特別警戒は今月13日までの10日間実施されます。