今月27日からアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれる核兵器禁止条約 第2回締約国会議に長崎県原水協から被爆二世2人が派遣されることになりました。

第2回 締約国会議に派遣されるのは、いずれも被爆二世の佐藤澄人さん(74)と尾崎庸美(72)さんです。

2人は、日本原水協(原水爆禁止日本協議会)の代表団の一員として 会議を傍聴するほか、サイドイベントを行ったり核禁条約に背を向けるアメリカ・ロシアに向けた街頭デモに参加したりする予定です。

原水爆禁止長崎県協議会の佐藤澄人事務局長は、被爆後、無傷だった姉や兄らが2週間以内に次々と亡くなり、なす術もなかった亡き母の思いを背負って参加します。

佐藤さんは「被爆者が再び原爆を落としてはならないと頑張ってきた78年間を、今の世界は帳消しにするのではないか。何かしなければと母が背中を押してくれているように感じる」と話していました。

2人は今月26日アメリカに渡る予定で被爆瓦や被爆写真を現地に持参し、原爆の威力や放射能がもたらす影響を伝える活動に使うことにしています。