長崎市石神町で、17日午前9時50分頃、民家裏にある高さ 約5メートルのがけが、幅およそ14メートル、奥行き2メートルにわたって崩れ、流れ込んだ土砂によって民家1棟の窓ガラスが割れました。



崩れたのは、民家の上にある駐車場の法面です。
この家には79歳の女性が住んでおり、流れ込んだ土砂で割れたガラスで、右手の薬指の一部を切る軽いケガをしました。
住民女性は「4年ほど前から、コンクリート部分に亀裂が入っていたので雨が降ると不安だった。崖に近いリビングからなるべく離れるようにしていたが、今朝は雨が止んでいたので大丈夫かなと思っていた」と話しています。
警察では、がけ崩れによる二次被害を防ぐため、周辺の民家に避難を呼びかけています。