長崎県内では18日（土）にかけては海上を対象とした暴風警報、17日（金）と18日（土）は波浪警報を発表する可能性があるとして、気象台は早期注意情報を発表し、気象情報などに注意するよう呼びかけています。

長崎地方気象台によりますと、16日は低気圧からのびる寒冷前線が長崎県を通過し、また18日にかけて冬型の気圧配置となるため風が強まり、海上ではしける見込みです。
低気圧の発達の程度によっては長崎県の海上に暴風、波浪警報を発表する可能性があるとしています。

16日は夕方から夜のはじめ頃にかけて雷を伴った激しい雨となる所がありますが、大雨警報を発表する可能性は低い見込みです。

早期注意情報（警報級の可能性）

暴風警報＜中＞
16日:壱岐・対馬、五島の海上
17～18日:全域の海上

波浪警報＜中＞
18日:南部、北部、五島の海上

降水量の予想（多い所）

16日12時から17日12時まで
1時間降水量:30ミリ
24時間降水量:60ミリ

【早期注意情報（警報級の可能性）とは】
気象庁は警報級の現象が5日先までに予想されているときには、その可能性を「早期注意情報（警報級の可能性）」として高、中の2段階で発表しています。警報級の現象は、ひとたび発生すると命に危険が及ぶなど社会的影響が大きいため、可能性が高いことを表す高だけでなく、可能性が高くはないが一定程度認められることを表す中も発表しています。